大人の喘息 3

帰宅してから早速薬を吸入。その日は大人しくしてた。

何日かして明らかに効き目が出てきた。残念ながら喘息が決定してしまったけど、

苦しい咳から解放されてホットしたのと、やはり”治らない病気”ということに落ち込ん

だ。一生薬を使うことへの抵抗感もまだその時は少しあった。(今は全く平気(^^))

喘息を発症したことを姉に報告すると、すぐにうちを訪ねてきた。

姉は子供が喘息だったから詳しい。そして我が家を見回して「布団じゃなくてベッドで

寝なさい」と。とにかくホコリは大敵だからと。(その後の検査結果でホコリアレルギ

ーはなかったが、ベッドにはした)他にも色々アドバイスしてくれたんだけど、その時

の私はメンタルが崩壊する直前だった。素直にアドバイスも聞き入れる余裕もなく、他

の心配事で頭も心もいっぱいだった。それが12月25日。

その数日後、まず冷蔵庫が壊れた。年末の冷蔵庫無しは主婦にとってめちゃくちゃスト

レス。

もちろん年末年始に冷蔵庫なんてすぐに買えるわけもなく、冷蔵庫無しの正月。考えた

だけで憂鬱。そして喘息になったことの本当の悲しみは別にあった。