簿記の勉強つづき 決算


今日は決算整理仕訳の「収益・費用の前払い・前受けと未収・未払の計上」またまた長いタイトルだけど、簿記では必須の考え方らしい。

実質1ヶ月しか経ってないのに当期の費用として12ヶ月分そっくりそのまま計上していいのか?
期末時点では11ヶ月分が前払いなのではないか?という考え方らしい。

ふーん。確かに前払いだね。

同じ3月だから1ヶ月しか経ってないから費用としては残りの11ヶ月分の支払保険料を引いてあげると。
しかも前払い保険料はあと11ヶ月分保険のサービスを受けられるという”資産”なるらしい。へぇ~。

そして今回はこのケースが4パターンあると。
①前払費用:資産
②前受収入:負債
③未払費用:負債
④未収収益:資産

例えば前払家賃で考えると。。。

借りてる側①のケース 前払費用:代金は払ったがまだ恩恵(用役)を受けていない
期中(借)支払家賃12(貸)当座預金12
決算(借)前払家賃11(貸)支払家賃11

貸してる側②のケース 前受収入:代金はもらったが用役を与えていない
期中(借)当座預金12(貸)受取家賃12
決算(借)受取家賃11(貸)前受家賃11

借りてる側(借)資産(貸)費用
貸してる側(借)収入(貸)負債

借りる側は費用が資産になったけど、貸す側は収入が負債になるんだね。
部屋を提供しなきゃいけない義務が発生するから。あれ?でも収益って貸方に記入するんじゃなかったっけ?うーん。。。後で復習しよう。

次にもしも3月に家賃を滞納している場合は。。。

借りてる側③のケース 未払費用:まだ支払ってないが用役は受けた
期中 仕訳はしない(払ってないから)
決算(借)支払家賃1(貸)未払家賃1 

貸してる側④のケース 未収収益:まだ代金は受け取ってないけど用役は与えた
期中 仕訳はしてない(受け取ってないから)
決算(借)未収家賃1(貸)受取家賃1

借りてる側は(借)費用(貸)負債
貸してる側は(借)資産(貸)収益
が発生すると。これから払わなきゃいけない側と、これから受け取れる側ってことね。

経費は支払ったときに、収入は受け取ったときに仕訳をして、決算で修正しないといけないから、二度手間みたいになるのね^^;

商品売買については権利が発生した時点で計上してるから(売掛金とかね)こういった処理をしないでいい。それ以外のものをこの4パターンで処理する必要がある。

ちなみにこの4パターンは翌期首に再振替仕訳が必要になる。

今日はややこしかった。結局、収益(収入)が借方に来る所はまだわかってない。
なんか聞き逃したかな?